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佐久穂で藍染への道ー藍建その2ー

藍染部

令和3年10月19日のに仕込んだ藍液。いつ変化が訪れるかと毎日心待ちにしながら1日2回攪拌を続けること5日。墨汁に似た匂いと攪拌後の液面になんとなく細かい泡がたってきた。少しだがやっと変化がみられ期待がさらに高まる。そこからさらに攪拌し続けること5日。仕込みから10日目。恐れていたことが起きた!!!いつものようにふたを開けると、表面一面に白っぽく艶のない膜が張り(慌てすぎて写真を撮り損ねるという失態)、さらに匂いが前日までと違って酸っぱい漬物臭。ネットを見あさっていた時に、確かこれはまずい現象だということが書いてあったので、慌てて表面をすくいさよならし、PH高めの灰汁を温めたものを投入。夕方の攪拌の際には、朝の食品が発酵したような漬物臭はなく、見た目も落ち着いていた。これで一安心。後日、ネットで調べてみると、表面の白い膜は捨てなくても大丈夫だったことが判明し、慌てて色々やるべきではないと反省。それにしても、いつになったら鮮やかな「ジャパンブルー」に出会えるのか。。。

ヅカ子