日曜日に、東御市にある丸山晩霞記念館で開催されている吉田遠志展に行ってきました。
木版画とは思えない程に精巧に緻密に描かれていました。
風景画や動物を題材にした作品が多かったです。
作品集を兄から見させてもらい、直感的に凄さが伝わってきました。実際に見に行くことで、より吉田遠志が好きになりました。また、今回の個展テーマが-私たちは見つめられている-
人間の混沌とした社会よりも
動物の世界が優位に立つと 信じている
強く言いたいのは 動物はもっと気高いということ
水場を譲り合って憩い
共存する動物たちにくらべ
虐殺や戦争をくりかえす
なんと愚かな人間 画家の目は自然の側におかれ
アフリカの大草原で見た
動物たちの咆哮
現代社会へ作品を通して問い続けてきた内容などもとても良かったです。
吉田遠志是非チェックしてみてください。
作品の中でも大型の鷲が飛び立つ瞬間を表した作品が作品集の表紙にもなっていたのですが。背景が陽炎の様な風を視覚化した模様が木版画とは思えないほど、インパクトを与えてくれました。
そんな中でも気に入ってる作品を載せますねー。