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高澤ろうそく店再建事業

能登半島地震により被災された高澤ろうそく店の店舗大規模改修工事が2025年5月より始まりました。

プロジェクトストーリー

石川県七尾市にある高澤ろうそく店は明治25年創業以来、130年以上もの間、伝統の和ろうそくを作り続け地元の商店街はもちろんの事、国内外で愛されるお店です。

国指定登録文化財に登録されている店舗は2024年1月1日の能登半島地震により軒先部分が倒壊、母家も大きな被害を受けました。
被災直後から迅速な補強工事、現場調査が行われるなかで伝統構法による再建が可能であると分かり、本プロジェクトが動き始めました。

プロジェクトには商店街の復興事業に携わってきた(岡田翔太郎建築デザイン事務所代表)岡田翔太郎氏と輪島市の文化財保護に精力的に取り組んできた(高木信治建築研究所)高木信治氏、その他専門家と共同で行われます。

高澤ろうそく店皆さんの想いを受け継ぎながら、建物をどのように保全し、未来へ残していくべきか都度話し合い、工期1年半に渡る再建事業を進めていきます。