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【日々のこと】目覚める ヴィンテージ楽器

日々のこと

弊社に訪れたことのあるお客さまならご存知かもしれません。事務所2階に繋がる階段下には、木目調の大きなエレクトーンが鎮座しています。これは「YAMAHA エレクトーン E-70(1977年~1980年 製造機種)」と呼ばれる機種で、普段は何も奏でないのでインテリアと化していますが、時折そのポテンシャルを発揮することがあります。その「時折」とは、持ち主である奏者がここに戻ってくるときです。先日、その奏者が事務所を訪れてエレクトーンを弾いていらっしゃいました。遠目に演奏を観察させていただくと、上下二段の鍵盤だけではなく、ベースラインを奏でる足元鍵盤も同時に弾いているではありませんか!さらに、リズムマシンをバックで流しながら弾いているため、優しく揺らぐオルガン調の音色は「ヒトツの楽曲」となってスピーカーから聴こえてきます。所謂ヴィンテージもののエレクトーンですが、ヴィンテージだからこそ感じられる風格と威厳が音色から感じられました。次回この音色を聴けるのはいつか、楽しみにそのときを待ちたいと思います。