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醤油づくり

日々のこと

「きっと興味をお持ちだと思ったので」と素敵なお誘いをしていただき、人生初の醤油づくりを上田にお住まいの水谷さんのもとへ教わりに行ってきました。

水谷さんは本職の傍ら、醤油味噌お米アイスクリームなどなどを作るパワフルな方でした。

一言で感想を表すと…こんなに大変なのか!でした。

味噌づくりは、大豆を茹でて、捏ねて、バンッ、そして蓋、という感じなのですが、(それでも大変ですが…!)醤油はそうは行きませんでした。

まず小麦を脱穀して煎り、粉末状に。

そこに麹菌を混ぜて、充分柔らかく茹でた大豆と混ぜて温度と湿度管理をしながら麹菌を育てます。

それを樽に集め、醸し続けます。

しかも、4月に仕込んだ醤油が出来上がるのは来年の3月。

それまで月に1回「天地返し」と呼ばれる攪拌をする必要もあります。

かなりの労力です。

 

しかし、水谷さんがつくった2年ものの醪醤油をいただくと、その香りの高さに驚きました。

とにかく味も香りも濃いんです。疲れがあっという間に吹き飛ぶ美味しさでした。

お米、大豆、小麦、麹…これらを自分たちで育てることができたら、どんなに安心した暮らしを送れるでしょうか。

ひとつひとつ、自分たちの足で人生を歩くための学びは続きます。

ふじい