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墨付け作業が進んでいます

現場の様子

「心静かに、集中できる時間がいい」。棟梁がそう語るのは、構造材への墨付け作業のことです。10月下旬から新たな現場の墨付け作業が始まっており、並行する新築工事の合間を縫って黙々と進めています。墨付けは、構造材を刻む際の目印となる線や印を描き入れる作業で、間違いが決して許されない非常に緻密な作業です。建て方の現場で、停滞することなく柱や梁が組み上がるのは、この墨付け作業に誤りがないから。人知れず、棟梁が黙々と取り組む背中には、「責任」の二文字が深く刻まれていることを感じます。